平成最後のすりこぎボーイズ、知ってますか?
こんにちは、haltingです。
突然ですが、みなさん、世渡り、してますか・・・?
そうですか、そうですよね、当然ですよね・・・。
生きる術。
恥ずかしながら、30代後半になるまで、わりとのんびり生きていたので、それほど意識してなかったことなんですが、働く環境が新年度からがらっと変わりまして(具体的には責任が重くなりました)、世渡りというものについて本腰を入れて考え、そして歯を食いしばって口角を無理くり上げて、実践していかなくてはならないのだと思い知らされ、思い立ったが吉日とばかりわき目も振らず、今までの僕のキャラは何だったのかという、その鮮やかな身のひるがえしが功を奏し、あっという間に上司に取り入り(小さな会社ですけど)、ただいま、平成最後のすりこぎボーイズ(かなしいね)としてめでたく生まれ変わった次第です。
耳毛が飛び出たあの社長さんも、眉毛が伸びに伸び切ったあの会長様も、若かりし日には、時代を背負うあっぱれすりこぎボーイズだったのでしょうか・・・。
新入社員のT君が、はやくも会社辞めそうなオーラ全開なのをよそ目に、かなしき僕は、本物の家畜に成り下がった僕は、いいえ、止めておきましょう。
才能。
それは、必ず誰しもが持っているもので、自分で見つけ、またそれを毎日磨くことができるかどうかで君のその先が決まるんだ。努力と継続。すべてはこの二つ。
そういう声が聞こえてきます。
僕が、30をとっくに超えた平々凡々たるこの僕の、とうとう現れた抜群の才能が、まさかのごますり野郎というしょうもない姿だったとは。あと2週間で平成が終わろうとしているのにも関わらず。
仕方ありません。
ふつつかものではございますが、これより先は、日ごと夜ごと誠心誠意、ただひたすらごまをすり続ける保身の権化と化して、無駄口を叩かず、アメに媚び入りムチにひれ伏し、いっぱしの太鼓持ちを目指して、精進して行きたいと思っております。
情けない。
そうお思いの皆様とは、これでお別れになろうかと存じますが、どうぞお互い気を付けて、世間様に伍していかれる道中の無事をご祈念致しております。